前回の更新は2009年4月6日。3年近くも更新せずにすいませんでした。
この3年の間に、国内外の株式市場の低迷、ユーロ危機による金融市場の混乱など、私の確定拠出年金にとって、悪いニュースばかりが続いていました。当然ながら、運用状況の悪化は容易に想像できました。何か手を打つべきだったのでしょうが、何とかしないといけないだろうなぁと思いつつも現実から目を背けてきました。知ってしまうのが怖かったのか、単にずぼらだったのか。その両方だったようにも思います。
損切りが下手な投資家が多いという話をよく耳にしますが、私はその典型的な一人なわけです。
さて、今日は現実を直視することにしました。1月に日本レコード・キーピング・ネットワーク(私の確定拠出年金の運営管理機関です)から送られてきた「確定拠出年金・残高のお知らせ」を見ることに。
結果は、予想した通り、恐ろしい結果です。悪いとは想像していても、力が抜ける感じでしょうか。
評価損失が約50万円ほとあります。
つまり、過去10年以上にわたり、コツコツと積み立てたにもかかわらず、運用の結果500,000円以上が失われたということです。積立金の4分の1が消えてなくなった・・・。
1年前に比べて、評価損は約300,000円も増えています。2011年の積立分を上回る額が消えてしまいました。
サラリーマンにとっては厳しい現実です。確定拠出に加入したことを後悔すべきなのかもしれません。あるいは、株式ではなく、より安全な預貯金を運用商品に選ぶべきだったのでしょう。そうしなかったのは自分の責任。自己責任とはこういうことなのです。では運用者の責任はないものでしょうか。少なくとも、私が選択した外国株ファンドについては運用者の責任は問えません。インデックスファンドですから。日本株ファンドについてはどうでしょうか。アクティブ運用ファンドですから、他のファンドと比較することは可能ですが、そうしたところで、何かが変わるわけでもありません。
今の課題は、このまま、外国株ファンドと国内ファンドの運用を続けるか、あるいは、安全な投資先に変更すべきか。しばらく考えみようと思います。