東京証券取引所の月刊ETF・ETNレポート(2014年8月版)によると、8月のETF・ETN市場は、一日の平均売買代金が前月比14.44%増加し約823億円、月間売買代金は約1兆7,290億円となりました。8月も、NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信が1位の座を維持しました。シンプレクス・アセット・マネジメントの運用するマザーズ・コア上場投信(1563)が売買代金を伸ばし、全体で第16位にランクインしました。
また、VIX関連のETF及びETNの売買増加が目立ちました。例えば、国際のETF VIX短期先物指数(1552)は、売買代金ランキングで9位となり、売買代金増加率ランキングにおいても、前月比で+117.96%で5位になりました。
また、ETNのiPath VIX短期先物指数連動受益証券発行信託(2030)も、売買代金増加率が前月比+104.91%となり、売買代金増加率ランキングにおいて9位となりました。なお、iPath VIX短期先物指数連動受益証券発行信託(2030)は、S&P 5 0 0 V I X短期先物指数トータル・リターンへの連動を目指すETNで、2011年9月21日に東京証券取引所に上場しました。管理会社は バークレイズ・バンク・ピー・エル・シー。
順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 対象指数 | 売買代金(千円) | 1日平均売買代金前月比 | 運用会社 |
1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 1,041,922,604 | +12.13% | 野村AM |
2 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均 | 171,980,056 | +27.25% | 野村AM |
3 | 1568 | TOPIXブル2倍上場投信 | TOPIX レバレッジ(2倍)指数 | 77,906,911 | -5.85% | シンプレクス |
4 | 1306 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 71,880,639 | -15.62% | 野村 |
5 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 68,490,523 | +31.91% | シンプレクス |
6 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均 | 50,492,135 | -12.80% | 日興 |
7 | 1320 | ダイワ上場投信-日経225 | 日経平均 | 39,343,368 | +31.41% | 大和 |
8 | 1308 | 上場インデックスファンドTOPIX | TOPIX | 23,021,749 | +58.54% | 日興 |
9 | 1552 | 国際のETF VIX短期先物指数 | S&P500 VIX短期先物指数 | 22,548,305 | +117.96% | 国際 |
10 | 1571 | NEXT FUNDS日経平均インバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均インバース・インデックス | 19,362,630 | +18.26% | 野村 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETF・ETNレポート2014年8月版、前月比は1日平均売買代金の前月比較)