ETFの運用残高で世界最大手の「i シェアーズ」、「JPX 日経インデックス400」への連動を目指すETF を東証に上場予定


ブラックロック・ジャパン株式会社は、「JPX 日経インデックス400」への連動を目指すETF「i シェアーズ JPX 日経400 ETF」(銘柄コード: 1364)について、11月6 日に東京証券取引所により上場が承認されたことを発表した。当該ETF の上場は12月2日を予定しており、同日より全国の
証券会社を通して取引所での売買が可能となる。

今回上場する ETF が連動対象とする指数「JPX 日経インデックス400」は、日本経済新聞社と日本取引所グループおよび東京証券取引所が共同で開発した株価指数。東京証券取引所(第一部、第二部、マザーズ、JASDAQ)を主たる市場とする普通株式から、資本の効率的活用や投資家を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸条件を満たした「投資家にとって投資魅力の高い会社」が選定され400 銘柄で構成されている。ブラックロック・ジャパンによると、同指数は、大手年金基金による運用指標としての採用や先物取引の上場予定でも関心を集めており、またROE(自己資本利益率)や営業利益などの企業収益性やガバナンス等の観点を取り入れた指数であることから、海外の投資家からも注目されている。

 

 【新規上場予定銘柄】
銘柄名 連動対象指数 銘柄コード 運用管理報酬(信託報酬
i シェアーズ JPX 日経400 ETF  JPX 日経インデックス400 1364 年0.1836%*
(税抜0.17%)

* 消費税率が10%になった場合は、年0.187%となる。

今回の上場により、東京証券取引所に上場する i シェアーズETF は、2014年11 月19 日に上場予定の3 銘柄と合計し12 銘柄となる。海外の株式・債券市場を投資対象とするi シェアーズETF と組み合せることで、より幅広いグローバル分散投資が可能。ブラックロックでは、「今後も日本の投資家の皆様に、より広範な分散投資の選択肢をご提供できるよう、商品やサービスの拡充に努めてまいる所存です」と述べている。