運用会社別純資産総額（2014年10月）

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投資信託協会によると、2014年10月の投資信託全体の設定額は8兆520億円、解約額が7兆5,282億円、償還額が464億円で、差引き4,774億円の資金純増となりました。純資産総額は前月末に比べ9,046億円増加（うち、運用等増4,273億円）し、月末には88兆210億円となりました。

運用会社別に見ると、純資産総額上位3位に変化はなく、第1位は野村アセットマネジメントで約20.4兆円、2位は大和証券投資信託委託（約13兆円）、そして第3位は日興アセットマネジメント（9.1兆円）と続きました。

資金増加額（設定額から解約額と償還額を差し引いた額）が最も大きかったのは、野村アセットマネジメントの約2,422億円、次いで三井住友トラスト・アセットマネジメントの724億円、3番目に大きかったのはJPモルガン・アセット・マネジメントの716億円でした。一方で、資金減少額が最も大きかったのは、大和証券投資信託委託の－1,550億円、日興アセットマネジメントの－957億円、フィデリティ投信の208億円でした。

運用による資産増減を見ると、最も運用による資産増加が大きかったのは、大和証券投資信託委託の980億円、次いで新光投信の784億円、日興アセットマネジメントの715億円でした。一方、運用による資産減少が最も大きかったのは、ピクテ投信投資顧問の－364億円、大和住銀投信投資顧問の－127億円、さわかみ投信の－52億円でした。

この結果、2014年10月に最も純資産総額が増加したのは、野村アセットマネジメントの2,646億円、DIAMアセットマネジメントの980億円、三井住友トラスト・アセットマネジメントの857億円。一方で、純資産総額が最も大きく減少したのは、大和証券投資信託委託の－570億円、次いで日興アセットマネジメントの241億円、さわかみ投信の63億円でした。

（データ：投資信託協会、単位：百万円）