東京証券取引所が公表した月刊ETF・ETNレポート(2014年11月版)によると、2014年11月のETF・ETN市場は一日平均売買代金が約2,220億円、月間売買代金は約3兆9,900億円となり、2か月連続で過去最高を更新しました。
11月も売買代金が最も大きかったのは野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」でした。先月、売買代金15位にランクインした「NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信」(1591)が1日平均売買代金で前月比+176.72%を記録し、今月は9位になりました。また、2014年11月18日に上場した「NEXT NOTES S&P 配当貴族(ネットリターン)ETN」(2044)の売買は好調で、売買代金は約51億円でした。
月間売買代金上位10位銘柄は次のとおりです。上位10位銘柄のうち5本が野村のNEXT FUNDSシリーズのETFでした。なお、ETFは162銘柄、ETNは27銘柄が東京証券取引所に上場しています(2014年11月末現在)。
順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 対象指数 | 売買代金(千円) | 1日平均売買代金前月比 | 運用会社 |
1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 2,555,051,318 | +40.30% | 野村 |
2 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均 | 314,352,034 | +5.62% | 野村 |
3 | 1568 | TOPIXブル2倍上場投信 | TOPIX レバレッジ(2倍)指数 | 179,883,197 | +13.55% | シンプレクス |
4 | 1306 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 168,919,677 | +55.35% | 野村 |
5 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 165,513,598 | +16.52% | シンプレクス |
6 | 1357 | NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 158,765,086 | +65.38% | 野村 |
7 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均 | 104,683,638 | -3.18% | 日興 |
8 | 1320 | ダイワ上場投信-日経225 | 日経平均 | 77,768,277 | -7.73% | 大和 |
9 | 1591 | NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信 | JPX日経インデックス400 | 49,429,016 | +176.72% | 野村 |
10 | 1571 | NEXT FUNDS日経平均インバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均インバース・インデックス | 30,248,591 | +7.68% | 野村 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETF・ETNレポート2014年11月版、前月比は1日平均売買代金の前月比較)