1月の東証REIT指数、前月比11.41ポイント安で取引を終了


東京証券取引所が発表した月刊REITレポート(2015年1月末時点)によると、1月の東証REIT指数は、中旬にかけて上昇し、一時2,000ポイントを上回る場面も見られたものの、その後下落基調に転じ、最終的には前月比11.41ポイント安の1,886.51ポイントで終了しました。

2015年1月に取引が最も活発だったのは「ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)」で、売買代金は前月比25.03%増加し、約484億円でした。ジャパンリアルエステイト投資法人は日本初の不動産投資信託として2001年9月10日に上場したREITで、主にオフィスビルを主要投資対象として中長期の安定運用を目的としています。スポンサー会社(資産運用会社の株主)は三菱地所と三井物産です(2015年1月末現在)。前月売買代金1位だった「積水ハウス・リート投資法人」は第5位に順位を下げ、売買代金は前月比26.19%減少し約377億円となりました。

売買代金上位5銘柄は次のとおりです。

順位 銘柄コード J-REIT 月間売買代金(百万円) 前月比(%)
1 8952 ジャパンリアルエステイト投資法人 48,479 +25.03
2 8951 日本ビルファンド投資法人 46,111 +5.01
3 8956 プレミア投資法人 42,066 +364.08
4 8953 日本リテールファンド投資法人 37,600 -6.40
5 3309 積水ハウス・リート投資法人 37,798 -26.19

(データ:東京証券取引所)