ここでは、主に、上場していない一般のインデックスファンドを中心にしてきましたが、インデックスファンドは主に3つの形態があります。
①(非上場)投資信託
株式や債券など有価証券を投資対象とする投資信託で、一般に「投資信託」と言う場合は、この投資信託を指します。 日本の投信法を根拠法として設立されています。投資信託は、証券会社や銀行、保険会社など様々な金融機関で購入することができます。
②ETF (上場投資信託)
証券取引所に上場している投資信託です。日本の法律に基づいて設定され、東京証券取引所や大阪証券取引所に上場しているものと、外国の法律に基づいて設定され、外国の証券取引所に上場しているものの、日本で購入可能なものもあります。ETFは証券会社で購入することができます。
③外国籍投資信託
外国の法律に基づいて、外国で設定された投資信託です。国内の証券会社が取り扱っています。ドル建てやユーロ建てなどの外貨建てが主流ですが、円建てのものもあります。
④外国籍ETF
2017年2月現在、世界最大級の運用会社であるバンガード社のETF(Vanguard ETF)を始め、iShares、WisdomTree、SPDRなど、世界的に有名なETFブランドのETFを日本の証券会社を通じて購入することができます。
「初めての投資信託〜インデックスファンドから始めてみよう」の目次
- インデックスファンドとは?
- インデックスファンドとアクティブファンド
- 個人投資家もプロも利用するインデックスファンド
- 勝てるファンドを見つけるのは難しい
- 投資信託の最大のコスト「信託報酬」の影響
- インデックスファンドは、どのようにしてベンチマークと同じ投資成果を目指すのか?
- インデックスファンドのメリット
- 良いインデックスファンドとは?
- インデックスファンドの選び方
- どの口座でインデックスファンドを購入するか
- インデックスファンドの種類
- インデックスファンド・シリーズ
- インデックスファンドの歴史