投資信託の口座開設から購入までのプロセス
投資信託を購入するためには、証券会社などに口座を持っている必要があります。口座開設から投資信託の購入、そして売却までの一般的な手順は次の通りです。
ただし、投資信託は一般口座と特定口座に加えて、確定拠出年金口座、NISA口座でも購入することが可能です。各々のメリットと利便性を比較した上で、どの口座で投資を行うかを考えましょう。
投資信託を購入するためには、販売会社(証券会社、保険会社、銀行等)に取引口座を開設する必要があります。取引口座を持っていない場合には、販売会社に口座を開設したい旨を伝え、必要書式一式を郵送してもらいます。 |
投資信託の購入の申込みは店頭、オンライン、電話などで可能です。申込方法は販売会社や取引形態により異なります。 |
購入代金を支払います。オンライン取引では、取引口座の現金残高の範囲でしか購入の申込みができませんので、購入代金を予め取引口座に入金しておく必要があります。 |
購入後2~3日程度で、「売買報告書」が送られてきます。インターネット取引の場合は、いつでもオンラインで売買状況等を確認することが可能です。 |
決算日はファンドにより異なりますが、決算日を過ぎると「運用報告書」が送られてきます。運用報告書には対象期間にどのような運用が行われて、どのような結果になったかが詳しく記載されています。 |
決算日に分配金が支払われると、「分配金のお知らせ」が送られてきます。銘柄名や分配金の受取額が記載されています。分配金は取引口座に入金されます。決算日はファンドにより異なります。また、分配頻度もファンドにより異なります。 |
投資信託を償還前に換金(売却)する場合には、電話、インターネット、店頭等で販売会社に連絡します。 |
投資信託を償還日まで保有した場合、「償還金のお知らせ」が送付されてきます。償還金は償還日から5営業日目に支払われます。また、「償還報告書」が送られてきます。 |
換金(売却)申込日から原則として4営業日目に代金が支払われます。 |
投資信託の基本の目次
- 投資信託の基本
- 投資信託のリスクについて
- 投資信託のメリット
- 投資信託の費用と税金
- 投資信託の選び方
- 口座開設から投資信託購入までのプロセス
- 投資信託の目論見書とは?
- 投資信託の運用報告書とは?