S&P BSE SENSEX とは?
S&P BSE SENSEXは、インドのボンベイ証券取引所(Bombay Stock Exchange = BSE)の動向を示す株価指数です。世界的な株価指数の算出会社であるS&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社とボンベイ証券取引所による合弁会社のAsia Index Pvt. Ltd が算出・公表しています。
S&P BSE SENSEXは、ボンベイ証券取引所に上場しているインドを代表する流動性が高く、財務状況の健全な大型株式30銘柄で構成されています。なお、ボンベイ証券取引所は、1875年に設立されたインドを代表する証券取引所で、2016年11月1日現在、5,373社が上場しており、上場企業数では世界最大の証券取引所であると言われています。
S&P BSE SENSEX は1986年1月1日に算出・公表が開始されましたが、当初は BSE Sensitive Indexと呼ばれていました。1989年に当時証券アナリストであったDeepak Mohoni氏がSensitive Indexから造語「SENSEX」を造ったと言われています。Deepak Mohani氏についてはこちらをお読みください。
(データ出所:http://www.asiaindex.co.in/indices/equity/sp-bse-sensex)
S&P BSE SENSEXをベンチマークとするETF
S&P BSE SENSEXに連動する投資成果を目指すETFの一つが、ブラックロック社が運用する「iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディア・インデックス ETF」(ティッカー:2836)です。同ETFは香港証券取引所に上場しており、一部の日本の証券会社を通じて購入することが可能です。