CRSP USスモールキャップ・インデックスとは?
CRSP USスモールキャップ・インデックス(CRSP U.S. Small Cap Index)は、米国の小型株式の動向を示す株価指数です。米国の株式市場(ニューヨーク証券取引所、ナスダック、NYSE Arca)の時価総額下位2%~15%に属する銘柄で構成されています。
CRSP USスモールキャップ・インデックスは、シカゴ大学ブース・ビジネス・スクールに開設された11の研究センターのうちのひとつである「Center for Research in Security Prices」(証券価格調査センター)が算出・公表しています。インデックス名のCRSPは、この証券価格調査センターの頭文字をとったものです。また、スモールキャップとは、small capitalizationのことで、時価総額が小さい銘柄という意味です。
バンガードが採用した指数
CRSP US スモールキャップ・インデックスが注目されたのは、2013年に米国最大級の運用会社であるバンガード社が、同社が運用する5本のファンドのベンチマークについて、証券価格調査センター (CRSP) が開発した新しいベンチマークに変更したためでした。これにより、日本でも取り扱われている「バンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド」および「バンガード・スモールキャップETF(VB)」のベンチマークがMSCI U.S.スモールキャップ1750インデックスからCRSP U.S.スモールキャップ・インデックス(CRSP US Small Cap Index)に変更されました。