Bloomberg Energy Subindexとは?


Bloomberg Energy Subindexとは

Bloomberg Energy Subindexは、米国の取引所において取引されているエネルギー価格の動向を表す指数で、ブレント原油、灯油、天然ガス、無鉛ガソリン、WTI原油で構成されています。より広範な商品価格の動向を表すブルームバーグ・コモディティ・インデックスの構成指数(subindex)の一つです。ブルームバーグ・インデックスが算出・公表しています。

指数を算出しているBloomberg社が公表しているファクトシートによると、2017年9月末現在、指数の構成比率は、ブレンント原油26%、ULSディーゼル14%、天然ガス25.0%、RBORガソリン12%、WTI原油23%となっています。

bloomberg energy subindexの構成

 

Bloomberg Energy SubindexをベンチマークとするETF

Bloomberg Energy SubindexをベンチマークとするETFには、2010年3月に東京証券取引所に上場した「ETFS エネルギー商品指数上場投資信託(1685)」があります。原油や天然ガスといったエネルギー資源に投資することは、個人投資家にはハードルが高いのですが、ETFを利用することで、容易に投資することが可能になっています。

 

名称変更について

2014年までは、同指数はDJ-UBSCI エネルギー指数という名称でしたが、ブルームバーグ・インデックス社とUBSとの戦略的パートナーシップによりダウ・ジョーンズUBSコモディティ・インデックスはブルームバーグ・コモディティ・インデックスとして再ブランド化されました。これにより、2014年7月1日付けで「DJ-UBSCI エネルギー指数」は、「Bloomberg Energy Subindex」に名称変更されました。