FTSE社は、ロンドン証券取引所と英国の金融・経済新聞社のフィナンシャル・タイムズ社が共同出資して設立した指数の構築・算出を専門に行なう会社です。2019年現在、FTSE社は、ロンドン証券取引所の100%子会社です。
FTSE社は、ロンドン証券取引所の株価指数以外にも、FTSE及びFTSE Russellのブランド名で、世界中の株価指数、債券指数、代替資産クラス指数を含め12万を超える指数を算出しています。
日本でも、多くの投資信託やETF(上場投資信託)が、FTSE社の算出している指数をベンチマークとして採用しています。例えば、東京証券取引所に上場している「ダイワ上場投信-FTSE Blossom Japan Index」(銘柄コード:1654)と「One ETF ESG」(同:1498)はFTSE Blossom Japan Indexをベンチマークとしており、「上場インデックスファンドアジアリート」(同:1495)は、FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数をベンチマークとしています。
この他の東京証券取引所に上場しているETFがベンチマークとして採用しているFTSEが算出する指数の例:
- FTSE Nareit Equity REITs インデックス(TTM 円建て)
- FTSE 中国A50 インデックス
- FTSEブルサ・マレーシアKLCI指数
- FTSE 100インデックス
- FTSE/JSE Africa Top40指数
- FTSE世界国債インデックス
- FTSE米国債7-10年セレクト・インデックス