JPX日経インデックス400とは
JPX日経インデックス400は、日本の株式を対象とする時価総額加重平均型(浮動株調整後)の株価指数です。東京証券取引所、日本取引所グループ及び日本経済新聞社が算出・公表しています。
JPX日経インデックス400は、東京証券取引所 (市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ)に上場する全ての普通株式等のうち、時価総額、営業利益、ROE等で一定の基準を満たした原則400銘柄を構成銘柄としています。
2013年8月30日を指数算出基準日とし、同日の時価総額を10,000ポイントとして算出されていて、2014年1月6日から算出・公表が開始されました。
JPX日経インデックス400の組入銘柄上位10位(2017年9月末日現在)
銘柄名 | 銘柄コード | 業種 | 構成比率 |
トヨタ自動車 | 7203 | 輸送用機器 | 1.66% |
本田技研工業 | 7267 | 輸送用機器 | 1.58% |
キーエンス | 6861 | 電気機器 | 1.49% |
ソフトバンクグループ | 9984 | 情報・通信業 | 1.45% |
KDDI | 9433 | 情報・通信業 | 1.45% |
三井住友フィナンシャルグループ | 8316 | 銀行業 | 1.44% |
ソニー | 6758 | 電気機器 | 1.42% |
日本電信電話 | 9432 | 情報・通信業 | 1.41% |
みずほフィナンシャルグループ | 8411 | 銀行業 | 1.40% |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 8306 | 銀行業 | 1.40% |
⇒JPX日経インデックス400の指数値(東京証券取引所)
JPX日経インデックス400創設の狙い
東京証券取引所では、JPX日経インデックス400の創設にあたり、その狙いを次のように述べました。
資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される新しい株価指数を創生します。これにより、日本企業の魅力を内外にアピールするとともに、その持続的な企業価値向上を促し、株式市場の活性化を図ります。
JPX 日経インデックス400への連動を目指すETFの例:
- NEXT FUNDS JPX日経インデックス400上場投信(1591)
- 上場インデックスファンド JPX日経インデックス400(1592)
- MAXIS JPX日経インデックス400上場投信(1593)
- ダイワ上場投信-JPX日経400(1599)
- iシェアーズ JPX日経400 ETF(1364)
- One ETF JPX日経400(1474)
- NZAM 上場投信 JPX日経400(2526)
ETF以外にも、2014年1月7日に設定されたSMT JPX 日経インデックス400など、同指数をベンチマークとする投資信託が運用されています。