MSCI ワールド指数とは?
MSCI ワールド指数は、日本を含む主要国の株式を対象とする指数です。MSCIワールド指数は、先進国23カ国に上場する大・中型株を対象にしており、2015年5月末現在、1,631銘柄で構成されています。先進国の株式市場の動向を知るために最も利用されている株価指数の一つです。
世界的な指数会社であるMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が算出・公表しています。同指数の構成比率の決定は、浮動株修正時価総額加重平均が採用されています。英語では、MSCI World Indexと記載されます。
2015年5月末現在のMSCI ワールド指数の構成国
MSCI ワールド指数は次の23カ国の株式で構成されています。
- オーストラリア
- イスラエル
- オーストリア
- ベルギー
- カナダ
- デンマーク
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- 香港
- アイルランド
- イタリア
- オランダ
- ニュージーランド
- ノルウェー
- ポルトガル
- シンガポール
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
- 英国
- 米国
- 日本
なお、上記23カ国から日本を除いた指数がMSCI KOKUSAI指数(MSCI コクサイ指数)です。
MSCI ワールド指数をベンチマークとするETF:
先進国の株式に分散投資するタイプの投資信託やETFの多くが、この指数をベンチマークとしています。東京証券取引所に上場しているUBS ETF 先進国株(MSCI ワールド)(1394)もその一つです。