日経平均インバース・インデックスとは?


日経平均インバース・インデックスとは

日経平均インバース・インデックスは、日経平均株価の日々の変動率(リターン)に対して、逆の値動きになるように設計された株価指数です。日本経済新聞社が発表しています。なお、インバース(inverse)は「逆の」、「反対の」という意味で、インデックス(index)は「指数」を意味しています。

したがって、日経平均株価が前日比で「1%上昇」した場合、日経平均インバース・インデックスは「1%下落」します。逆に、日経平均株価が前日比で「1%下落」した場合は、日経平均インバース指数は「1%上昇」します。

日経インバース・インデックス

(データ出所:日経平均プロフィル http://indexes.nikkei.co.jp/nkave

 

日経平均インバース・インデックスをベンチマークとするETF

日経平均インバース・インデックスに連動する投資成果を目指すETF(上場投資信託)が、野村アセットマネジメントが運用する「NEXT FUNDS日経平均インバース・インデックス連動型上場投信」(1571)とシンプレクス・アセット・マネジメントが運用する「日経平均ベア上場投信」(1580)です。両者とも東京証券取引所に上場しています。これらのETFの日々の値動きは、日経平均インバース・インデックスに連動するように設計・運用されているので、日経平均株価が上昇すると日経平均インバース・インデックスは下落し、ファンドも下落します。日経平均株価が下落すると日経平均インバース・インデックスは上昇し、ファンドの価格も上昇する仕組みです。