S&P日本地域別指数-東海-とは
S&P日本地域別指数-東海-は、日本の金融商品取引所に上場している株式のうち、東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)に本社を置く企業で構成されている株価指数です。構成銘柄は、流動性のスクリーニングを経た銘柄群の中から、浮動株修正時価総額上位50銘柄が選定されます。
S&P日本地域別指数-東海-は、2001年9月21日の終値の時価総額を1000として指数化されており、世界的な指数算出会社であるS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出・公表しています。毎年9月にリバランスが実施されます。
指数に組み入れるための条件
- 東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)に本社を置く企業
- リバランスの参照日現在で3カ月の1日平均売買代金が5,000万円以上、かつ3カ月の1日平均売買回転率が0.1%以上
S&P日本地域別指数-東海-の特徴
東海地方に本社を置く企業のみを対象としているため、トヨタ自動車を含む自動車関連企業の構成比率が高いという特徴があります。2016年末現在の構成銘柄上位10位銘柄には、デンソー、トヨタ自動車、スズキ、アイシン精機、豊田自動織機、ヤマハ発動機、豊田通商が含まれています。
S&P日本地域別指数-東海-をベンチマークとする投資信託
2011年2月22日に、名古屋証券取引所に上場したETFの「MAXIS S&P 東海上場投信」(銘柄コード:1553)は同指数をベンチマークとするETFで、三菱UFJ国際投信が管理・運用しています。