SET50指数とは?


SET50指数とは?

SET50指数は、タイの株価指数の一つで、タイ証券取引所に上場する株式のうち時価総額が大きく流動性の高い上位50銘柄で構成される株価指数です。つまり、タイの優良株(ブルーチップ)の動向を示す株価指数と言えます。

SET50指数は1995年8月16日に、基準値1000ポイントで、算出が開始されました。SETはStock Exchange of Thailand(タイ証券取引所)の略称です。SET50指数は時価総額加重平均型の株価指数で、構成銘柄の見直しは、毎年6月と12月に行なわれます。

set50指数の月次チャート

 

(データ出所:タイ証券取引所)

 

SET50指数の業種別内訳と上位銘柄

業種別内訳を見ると、2017年10月末現在では、資源が24.2%と最も大きく、次いでサービス、金融と続いています。

 

SET50指数の業種別内訳

SET50指数の業種別内訳

【SET50指数の組入上位5銘柄】
シンボル 銘柄名 業種(セクター) 構成比率
PTT PTT PUBLIC COMPANY LIMITED 資源(エネルギー&公益) 10.35%
AOT

AIRPORTS OF THAILAND PUBLIC COMPANY LIMITED

サービス 6.61%
SCC

THE SIAM CEMENT PUBLIC COMPANY LIMITED

不動産・建設 5.92%
CPALL

CP ALL PUBLIC COMPANY LIMITED

サービス 5.52%
SCB

THE SIAM COMMERCIAL BANK PUBLIC COMPANY LIMITED

金融 5.17%

(2017年10月末)

SET50指数への連動を目指すETF

東京証券取引所に上場している「NEXT FUNDS タイ株式SET50指数連動型上場投信(1559)が、このSET50指数の円換算値に連動する投資成果を目指します。同ETF野村アセットマネジメントが運用しています。