TOPIXインバース(-1倍)指数とは?
TOPIXインバース(-1倍)指数とは、指数の値動きがTOPIX(東証株価指数)の日々の変動率の-1倍となるよう設計された株価指数です。
例えば、TOPIXが前日比で1%上昇した場合、TOPIXインバース(-1倍)指数は、1%下落します。一方で、TOPIXが前日比で1%下落した場合には、TOPIXインバース(-1倍)指数は1%上昇します。つまり、TOPIXの日々の変動率に逆連動する指数です。
なお、インバースは英語のinverseのことで、日本語訳は「逆の」「反対の」と意味を持ちます。TOPIXと逆の動きをするという意味でこのインバースという言葉が使われています。TOPIXインバース(-1倍)指数は、東京証券取引所が算出・公表しています。
→TOPIXインバース(-1倍)指数の最新チャート(東京証券取引所)
TOPIXインバース(-1倍)指数に連動するETF
2020年3月末現在、TOPIXインバース(−1倍)指数に連動する次の2本のETFが東京証券取引所に上場しています。
- ダイワ上場投信-TOPIXインバース (-1倍)指数(1457)
- TOPIXベア上場投信(1569)
なお、上記のETFのように市場と逆方向に動くように設計されたETFをインバース型ETFやベア型ETFと呼びます。
→ベア型ファンドがレンジ相場に弱いと言われるのはなぜですか?(投信Q&A)