不動産投信ファンドとは
上場不動産投資信託(リート)に分散投資する投資信託のことを一般に不動産投信ファンドやリートファンドと呼びますが、一般の(非上場の)投資信託にインデックスファンドとアクティブファンドがあるように、不動産投信ファンドにも、アクティブファンドとインデックスファンドがあります。
インデックス運用する不動産投信ファンド
例えば、アセットマネジメントOneが運用する「MHAM J-REITインデックスファンド(毎月決算型)」や日興アセットマネジメント株式会社が運用する「インデックスファンド Jリート」があります。両ファンドは、日本の証券取引所に上場する不動産投資信託に投資を行ない、東証REIT指数(配当込み)と連動する投資成果を目標として運用を行なうインデックスファンドです。
海外の上場不動産投資信託を投資対象とするファンドでは、三菱UFJ国際投信株式会社が運用する「オーストラリア・リート・オープン(毎月決算型)」があります。このファンドは、オーストラリアの上場不動産投資信託を投資対象としており、S&P/ASX 200 A-REIT Index(配当込み、円換算ベース)と連動する投資成果をめざして運用を行うインデックスファンドです。
インデックスファンドのメリット
インデックスファンドのメリットは、アクティブ運用のファンドよりもコストが全般に低く抑えられるという点が挙げられます。ただ、購入前には、コストだけでなくベンチマークときちんと連動した運用結果が得られているかを確認することが大切です。