公社債投資信託には、どのような種類がありますか?


公社債投資信託の種類

株式を一切組み入れない投資信託公社債投資信託と呼びますが、公社債投資信託は、いつでも購入できるかどうか、あるいはどんな債券に投資するかにより次のように分類されています。

公社債投資信託の種類

 

単位型・・・・・一定の募集期間のみ購入が可能な投資信託

  • 単発で設定され、設定前の募集期間のみ購入ができるものです。償還期限が2年から5年程度と比較的短いことが特徴です。投資対象となる公社債は、ファンドにより異なります。

追加型・・・・・いつでも購入できる投資信託

  • MMFは内外の公社債や短期金融商品で運用するもので、分配金は運用実績により毎日変動し、毎月末に一括で再投資されます。(2017年10月現在、残高はありません。)
  • MRFは株式・債券・投資信託などの購入や受け払いに対応した証券総合口座用として開発された商品です。残存期間が短い内外の公社債や短期金融商品を中心に運用されます。
  • 中期国債ファンドは国内の公社債を中心に投資して、安定した収益の確保を目指す投資信託です。分配金は毎月末に1ヵ月分をまとめて再投資されます。(2017年10月現在、残高はありません。)
  • 長期公社債投信は、主に国内の中期または長期の公社債で運用されます。このタイプのファンドは、1月号から12月号まで12本のファンドで構成されており、毎月、当該月のファンドについて追加募集が行なわれます。ファンド名は公社債投信1月号、あるいは第1回公社債投信などと、何月に追加設定が行われるかがわかるようになっています。また、略して公社債投信、公社債投資信託とも呼ばれています。
  • 短期公社債投信は内外の公社債を中心に投資し、決算期が3ヵ月、6ヵ月など短期に設定されているものです。