バンガード500インデックス・ファンドは、どのような投資信託ですか?


バンガード500インデックス・ファンドとは

バンガード500インデックス・ファンドは米国初の個人投資家向けインデックス・ファンド「First Index Investment Trust」として1976年8月31日に設定されたファンドです。1980年にバンガード500インデックス・ファンド(Vanguard 500 Index Fund)にファンド名が変更されました。

バンガード500インデックス・ファンドは、ジョン・ボーグル氏が創設し、低コストのインデックス運用で世界的に有名なバンガード社が運用しています。このバンガード500インデックス・ファンドも、年間経費率は2019年4月26日現在、0.04%(admiral shares)と極めて低く抑えられています。現在では、アクティブ運用のファンドも運用しているバンガード社ですが、バンガードと言えばインデックス・ファンドと言われるほど、バンガードのインデックス運用には定評があります。

バンガード500インデックス・ファンド(Vanguard 500 Index Fund admiral class)

バンガード500インデックス・ファンドのベンチマーク

バンガード500インデックス・ファンドのベンチマークS&P500指数で、同指数を構成する500銘柄にベンチマークと同様の構成比で投資を行ない、ベンチマークに連動した投資成果を目指します。このようにして、ベンチマークを構成する銘柄をベンチマークと同じ構成比で組み入れて、ファンドのパフォーマンスをベンチマークに連動させる方法を完全法(レプリケーション手法)と呼びます。

ベンチマークであるS&P500指数は、米国の株式市場を代表する株価指数で、市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれた米国の株式約500銘柄で構成されています。米国株式市場全体の動向がわかる指数として多くの米国株式ファンドのベンチマークとして採用されており、マスコミなどでも多用されています。

 

バンガード500インデックス・ファンドの時価総額

バンガードのHPによると、バンガード500インデックス・ファンドの時価総額は2020年2月末現在、約5,009億ドル(全てのシェアクラスの合計)です。

 

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