不動産投資信託はどのような不動産に投資しますか?


不動産投資信託の投資対象

不動産投資信託は、投資家から集めたお金で賃貸用の不動産を取得して、これらの不動産の管理・運営を行ない、その賃貸収入から利益を獲得することを目指しますが、投資対象とする不動産の種類はファンドにより異なります。

オフィスビル、商業ビル、商業施設、賃貸用住居ビルなどを主な投資対象とするファンドもあれば、郊外型の大型ショッピングセンターやホテルに投資するファンドもあります。また、物流施設に的を絞って投資するファンドやヘルスケア施設に投資するファンドもあります。

特定のタイプに的を絞って投資する不動産投資信託を特化型と呼び、例えばオフィスビル、ホテル、商業施設のように複数のタイプの不動産に投資する不動産投資信託を総合型と呼びます。また、ヘルスケア施設に的を絞った不動産投資信託のことはヘルスケアリートと呼びます。

 

投資対象不動産

  • 住宅用(マンション)
  • オフィスビル
  • ホテル
  • 物流施設
  • 商業施設
  • ヘルスケア施設

 

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投資対象地域

また、投資対象とする地域についても、ファンドにより異なります。東京を中心とした首都圏の不動産だけに投資するファンドもあれば、日本全国の賃貸用不動産に分散投資するファンドもあります。 福岡リート投資法人のように、福岡を中心とする九州エリアに的を絞って投資するファンドもあります。

ファンドがどんな物件に投資しているのかについては、運用会社のホームページの「ポートフォリオ」のセクションや目論見書に記載されていますので、購入前にチェックしましょう。