不動産投資信託(リート)の投資口価格とは
不動産投資信託の価格のことを投資口価格と呼びます。不動産投資信託は最低購入単位が1口単位なので投資に必要な最低投資金額は1口当たりの投資口価格(手数料及び手数料にかかる消費税を除く)となります。
不動産投資信託(リート)はいくらから買えるのか
2020年2月末の終値で見ると、東京証券取引所に上場している64本の不動産投資信託(リート)の1口当たりの投資口価格の分布は次のようになっています。最も多いのが10万円以上20万円未満のリートで、ファンド数は34本ありました。最も低い投資口価格は21,980円、最も高い投資口価格は833,000円でした。
2014年1月に少額投資非課税制度(NISA)がスタートしましたが、投資単価を下げることでNISAにおいて不動産投資信託(リート)が購入しやすくなることを期待して、2013年12月頃から不動産投資信託の投資口の分割が相次ぎ、その結果、個人投資家でも購入しやすい価格のファンドが増えました。