投資主優待制度とは
不動産投資信託の投資主優待制度は、株式会社における株主優待制度と同じように不動産投資信託の投資主を対象とした優待制度のことです。不動産投資信託では、株主のことを投資主と呼ぶことから、優待制度のことを投資主優待制度と呼びます。
日本で最初の投資主優待制度
日本で最初に投資主優待制度を設けたのは、2009年10月13日に、投資主優待制度を導入することを発表したジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人(JHR)でした。
なお、ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人は2012年4月1日に日本ホテルファンド投資法人と合併し、現在の法人名はジャパン・ホテル・リート投資法人(8985)となっています。
投資主優待制度を採用しているリート
優待の詳細や必要となる投資口数については、各社のHPでご確認ください。
投資法人名 | 投資主優待内容 |
ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985) | ホテル宿泊割引券、レストラン割引券 |
大江戸温泉リート投資法人(3472) | 宿泊に利用できる利用券 |
大和ハウスリート投資法人(8984) | ダイワロイヤルホテルズ宿泊優待券 |
日本ヘルスケア投資法人(3308) | 関連施設の入居費用割引等 |
ヘルスケア&メディカル投資法人(3455) | 対象施設の対象施設の無料体験入居等 |
なお、星野リゾート・リート投資法人(3287)では、平成29年2月1日付で投資主優待制度を廃止しています。