委託会社とは
投資信託の委託会社とは、投資信託をつくり（設定）、投資家から集めた資金を運用する会社です。投資信託の委託会社は、運用会社、投資信託会社、委託者とも呼ばれます。
委託会社の仕事
委託会社は、常にグローバルな観点から経済・金融情勢などに関するさまざまなデータを収集・分析し、専門的なノウハウを駆使しながら効率的に投資家から集めた資金を運用します。投資信託の説明資料である目論見書の作成、運用報告書の作成も委託会社の仕事です。
委託会社は信託銀行と結んだ信託契約により受益証券を発行し、投資信託を購入した投資家はこの受益証券を受け取ります。ただし、現在は、投資信託振替制度が導入されているため、全て電子化されており、投資家が受益証券を実際に手にすることはありません。
また、委託会社は募集や信託財産の実質的な運用の指示を受託者である信託銀行に対して行ないます。この委託会社からの運用の指図に従って、信託銀行が株式や債券などの売買や管理を行っています。
