目論見書とは
投資信託の目論見書は、投資対象や運用方針、販売手数料や信託報酬などのコストに関する事項、信託約款の内容などファンドに関する重要な情報が記載されている資料です。投資信託説明書とも呼ばれています。目論見書は、ファンドごとに運用会社が作成しています。投資信託を購入する人にとっては、最も重要な情報源であるといえます。
目論見書が交付される目的
目論見書が交付される目的は、投資家の投資判断の基準となる情報を提供することにあります。そして法律により、販売会社は投資家に対して、あらかじめ、またはファンドの購入時にこの目論見書を交付することが義務づけられています。
ファンドを購入しようとする投資家は、まず販売会社を通して目論見書を入手して、これをきちんと読みこなすことが重要です。
目論見書と同様の内容が記載された有価証券届出書や有価証券報告書などの開示資料は、金融庁が運営しているEDINET(金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム)でも閲覧することが可能です。