投資信託の残存信託期間とは
投資信託には信託期間(運用期間)が決まっているものと決まっていないものがあります。この信託期間が決まっている投資信託において、予め設定された信託期間の終了までの残った期間のことを残存信託期間と言います。現時点におけるファンドの償還までの期間ということです。
残存信託期間の例
例えば、現在2017年5月15日として、信託期間が2027年7月15日までの投資信託であれば、残存期間は10年2カ月ということになります。
投資信託は中長期的な運用を念頭に投資する商品ですから、購入時には残存期間が十分にあるか、自分の投資したい期間に残存期間がマッチしているかをチェックする必要があります。
投資信託の中には、信託期間が無期限というものも多くあります。特に、確定拠出年金向けの投資信託では、信託期間は無期限となっています。このような投資信託においては残存信託期間も無期限ということになります。なお、ETF(上場投資信託)の信託期間は、基本的に全て無期限です。