限定追加型の投資信託とは?


限定追加型ファンド

追加型株式投資信託のうち、当初設定後一定期間は新規資金による追加設定(購入)が可能なものの、その後は分配金による再投資、もしくはスイッチングのみ追加設定が可能な投資信託のことを限定追加型の投資信託と呼びます。追加型の投資信託のほとんどは、信託期間(運用期間)が10年や無期限と長期ですが、限定追加型ファンドは5年未満のものが大半です。

 

限定する理由

追加型株式投資信託の多くは、いつでも追加の購入が可能ですが、この限定追加型の投資信託は、設定から一定期間が経過すると、その投資信託を新たに購入することが出来なくなります。限定追加型の形式をとっている投資信託のほとんどが、償還時の最低元本額を確保するなど、リスクを一定レベルに限定する仕組みであり、この仕組み上、一定期間後に運用をより安定したものにする必要があるために追加の購入による投資元本の増加を回避するこの形をとっています。