インデックスファンドとは?


インデックスファンドとは

ファンドの基準価額の値動きが市場平均に連動することを目指すファンドをインデックスファンドと呼びます。

投資信託は、その運用方法の違いから、「アクティブファンド」と「インデックスファンド」に大別されます。

アクティブファンドは、市場平均を上回る投資成果を目指すファンドです。ファンドマネージャーが業績見通し、市場動向、景気などを分析・予測しながら組み入れる銘柄やその比率を決定し、ファンドがベンチマークとしている市場平均を出来るだけ上回るように努めて運用します。 例えば、東証株価指数をベンチマークとしているアクティブファンドは、東証株価指数の動きを上回る成果を達成することを目指します。

一方、インデックスファンドは、市場平均の動きに連動することを目指すファンドです。ファンドの基準価額がベンチマークに連動するように設計・運用されており、ファンドマネージャーの判断が銘柄選択や配分に影響を与えることはありません。 例えば、東証株価指数をベンチマークとするインデックスファンドでは、東証株価指数の動きにファンドの運用成果が連動することを目指します。東証株価指数が5パーセント上昇すれば、ファンドも5パーセント程度上昇します。

 

インデックスファンドのメリット

インデックスファンドの最大のメリットは、アクティブファンドと比較してコストが低く抑えられていることにあります。これは、インデックスファンドの運用には、アクティブファンドほどアナリストやエコノミストなどのスタッフが必要ないことに加え、インデックスファンドではアクティブファンドのように組み入れている証券の売買を頻繁に行わないために、委託売買手数料などが抑えられるためです。投資信託の運用のコストが低ければ、その分、投資家の受け取り分が増えることになります。

なお、2017年10月末現在、東京証券取引所に上場しているETF(上場投資信託)は全て特定の指数や価格への連動を目指すインデックスファンドです。

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