「曲がり屋に向かえ」は「当たり屋につけ」の正反対に当たる格言です。「曲がり屋」とは、相場の読みがとことん外れる人。ですから、「曲がり屋」が買えば売り、売れば買うというふうに逆のことをすれば、儲かるという格言です。当たり屋につくより、曲がり屋に向かうほうが成功率が高いとされており、あなどれません。
やることなすこと裏目に出て、うまくいかないのが曲がり屋です。誰しも「曲がり屋」状態に陥ることがあります。ツキから見放され、失敗が度重なるほど意地になって無茶をする。そんな悪循環にはまったことはありませんか?
そんな時は、必ず原因もあるはずです。大切なのは、焦らず騒がず不調の原因を冷静に分析し、それを反面教師に行動すること。誰にでもあるつまづき。成功不成功の分かれ目は、つまづいてもタダでは起きないしぶとさの有無。失敗に学ぶ姿勢がある人だけが、成功を手に入れることができるのです。
他人のせいにしたり、愚痴を言う前に、曲がってしまった原因を突き止めてみましょう。きっと何か思い当たるミスが出てくるはずですよ。