相場はなぜ動くのだろう~需要と供給
売る額の合計が買う額の合計よりも多い場合、相場は下落し、逆の場合は上昇する 通常、モノを買うときにはなるべく安く買い、売るときには高く売りたいと思うのが人情です。そのうえで成立するのが需給関係です。 外国為替相場に関して …
立正大学の経済学部の林康史教授のコーナーです。
売る額の合計が買う額の合計よりも多い場合、相場は下落し、逆の場合は上昇する 通常、モノを買うときにはなるべく安く買い、売るときには高く売りたいと思うのが人情です。そのうえで成立するのが需給関係です。 外国為替相場に関して …
銀行間相場を基準に仲値が設定され、それを基に対顧客のレートが決定される 外国為替市場には、対顧客市場と銀行間(インターバンク)市場の2つがあります。 たとえば、一般の人が海外旅行をするときに、銀行に行ってドルのトラベラー …
やっと『貨幣と通貨の法文化』[法文化(歴史・比較・情報)叢書⑬]が上梓されます。毎年、法文化学会という私の所属する学会から出ている叢書で、今回は私が編者です。 2013年に立正大学で開催された法文化学会第16回研究大会( …
2016年2月4日 立正大学 経済学部 林 康史 1月29日、金融政策決定会合で、いわゆる「マイナス金利」の導入が決定されました。マイナス金利は、預金者が金利(利息・利子)を支払うというもので、かなり異常な事態といえます …
(大学新聞に、自分の研究について執筆しました。茲許、新聞に掲載しなかった、初稿を改めた別稿を掲載させていただきます。) グローバル化と情報技術の進展が金融をボーダレス化し、その対象分野を先進国以外にも広げた感がある。しか …
『相場のこころ』というテーマで、簡単に相場についてお話をしようと思っています。これは私の翻訳本のタイトルでもあるのですが、ココロという単語について、文字通り「心」という意味ともう一つカンドコロという意味を持たせたつもりです。
すなわち、『相場のこころ』で私がお話ししたいことは、相場の心理的な側面ともう一つ、相場をしていく上でのコツとかカンドコロという問題です。
外国為替相場の第一人者であり、関連著書の豊富な林康史氏の著書「外国為替のしくみ・読み方」(大和出版1998年12月10日)を著者の了解を得て掲載しています。