日本経済新聞「交遊抄」の執筆依頼を受けて考えたこと
昨年11月に、日本経済新聞の「交遊抄」の執筆依頼を受けた。「そうか、私に来たか」という思いとともに、いろいろなことを思い出した。 かねてから私は、「交遊抄」の欄の上に載っている「私の履歴書」よりも「交遊抄」に出たいと思っ …
立正大学の経済学部の林康史教授のコーナーです。
昨年11月に、日本経済新聞の「交遊抄」の執筆依頼を受けた。「そうか、私に来たか」という思いとともに、いろいろなことを思い出した。 かねてから私は、「交遊抄」の欄の上に載っている「私の履歴書」よりも「交遊抄」に出たいと思っ …
寄付き・高値・安値・終値の4つの価格の意味するところは述べたが、市場参加者がこれらの4つの価格の中で終値を重視するのはなぜだろうか。今回は、終値の意味について考えておきたい。 チャートとは、過去の相場の動きを記したグラフ …
ローソク足の描き方 この項目については文献も多いので、簡単に説明する。 ローソク足(統計でいう箱ひげ図のような格好のもの。その1つ1つから価格データ情報が読み取れる。ローソ クに見たててローソク足と呼ばれる)は、寄付き・ …
チャートとは何か テクニカル分析といえば、まず、チャートという単語が思い浮かぶが、そもそも、 チャートとは何だろうか。英和辞典で引くと「①図、図表、グラフ、②海図、水路図」とある。広辞苑には「海図、地図、天気図」。ちなみ …
テクニカル分析とファンダメンタル分析 2つの見方~対峙するのか、同源なのか 個人的な話で恐縮だが、長らく為替ディーラーとして過ごし、その後は研究所や投信会社でマーケットの調査研究の仕事に従事してきた。外国為替相場の予測は …
『相場のこころ』というテーマで、簡単に相場についてお話をしようと思っています。これは私の翻訳本のタイトルでもあるのですが、ココロという単語について、文字通り「心」という意味ともう一つカンドコロという意味を持たせたつもりです。
すなわち、『相場のこころ』で私がお話ししたいことは、相場の心理的な側面ともう一つ、相場をしていく上でのコツとかカンドコロという問題です。
外国為替相場の第一人者であり、関連著書の豊富な林康史氏の著書「外国為替のしくみ・読み方」(大和出版1998年12月10日)を著者の了解を得て掲載しています。