PCAアセット・マネジメントが運用する「PCA南アフリカ債券ファンド(毎月決算型)」及び「PCAインドネシア株式オープン」は、2010年4月26日より、三井住友銀行のネットにて取扱いが開始された。
「PCA南アフリカ債券ファンド(毎月決算型)」は、マザーファンド「PCA南アフリカ債券マザーファンド」を通じて、主として南アフリカ共和国の政府、政府機関よび企業等または国際機関の発行する南アフリカ・ランド建て債券への投資を行うファンドとして、2010年3月30日に設定された。
PCAアセット・マネジメントによると、南アフリカの自国通貨建長期債格付けはA+(S&P) (2009 年1 月末時点)と、他の新興国諸国と比較すると高格付けでありながら、10 年国債利回りは8.641%と先進国並びにブラジルを除く他の新興国と比較して相対的に高く魅力的な水準にある。
「PCAインドネシア株式オープン」は、中国、インド等に続く新興国として頭角を現しているインドネシアの金融商品取引所に上場されている株式を実質的な主要投資対象とするファンドとして、2009年11月30 日に設定された。同国について、PCAアセットでは、「インドネシアは豊富な天然資源を有する一方、世界第4 位の人口を持ち、若年層を中心とした労働人口の増加によって消費も拡大しています。つまり外需と内需の両方がインドネシアの経済を支えており、今後も高い経済成長が期待できる投資先として注目が集まっています」と述べている。
「PCA南アフリカ債券ファンド」の純資産総額は、約2.5億円(2010年3月31日現在)、取扱い販売会社数は三井住友銀行も含め4 社となった。また、「PCAインドネシア株式オープン」の純資産総額は、約89億円(2010年3月31日現在)、取扱い販売会社数は三井住友銀行も含めて14 社となった。
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