東京都立大学、『サステナブルファイナンス ―金融は世界を救えるか―』を開催


東京都立大学大学院経営学研究科金融工学研究センターは、「東京都立大学ファイナンス・シンポジウム『サステナブルファイナンス ―金融は世界を救えるか―』」を開催する。

東京都立大学は次のように述べている。

近年、持続可能な社会を実現するための金融である「サステナブルファイナンス」が急速に拡大しています。本シンポジウムは、主に金融ビジネスに関わる方などを対象に、第1部の講演では、識者がESG(環境・社会・ガバナンス)とサステナブルファイナンスを各視点から論じ、第2部のパネルディスカッションでは、東京金融賞の受賞企業が具体的な取り組みや考え方について議論します。

【開催概要】

〇開催日時  2021年2月12日(金) 15:30~19:00

〇開催場所  オンライン配信(Zoom)

〇参加費・申込等 参加費無料・webフォームにて事前申込

https://forms.gle/R6rWXh9PNecvTcfA8

〇主  催  東京都立大学大学院経営学研究科金融工学研究センター

〇後  援  東京都

※本シンポジウムは東京都主催『Tokyo Sustainable Finance Week』(2021年2月8日より)連携イベント。

【プログラム】

15:30~17:30 第1部 講演 ESG とサステナブルファイナンス・各視点

講演① 「機関投資家の背景とESG:国際比較研究から見た示唆」

井上 光太郎(東京工業大学 工学院経営工学系 教授、日本ファイナンス学会会長)

講演② 「グローバル国債投資における気候リスク対策への取り組み」

売野 隆一(FTSE ジャパン ディレクター)

講演③ 「サステナブルファイナンスを巡る規格化の動き ―意義と問題点―」

加藤 晃(東京理科大学大学院 経営学研究科 教授)

講演④ 「ESG 視点を加味した事業ポートフォリオ評価とサステナブルファイナンスの活用」

土屋 大輔(KPMG /あずさ監査法人 アドバイザリー本部 グローバル財務マネジメント ディレクター)

17:45~19:00 第2部 パネルディスカッション

「アフターコロナ時代のESG ―今求められる社会的価値とは何か?―」

モデレーター 加藤 康之 (東京都立大学大学院 経営学研究科 特任教授、 京都大学ESG 研究会座長)

パネリスト  2020年度 東京金融賞ESG 投資部門 受賞企業(予定)※

※2020年度 東京金融賞の発表は、令和3年1月下旬の予定。