みずほ投信投資顧問株式会社は、1月31日に「新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)(愛称:セレクトファイブ)」を新規に設定し、運用を開始する。
「新興国高金利通貨ファンド」は、新興国の中から、短期金利(6ヵ月金利)の水準が相対的に高い5ヵ国の通貨に実質的に均等分散投資することにより、安定した収益の確保と信託財産の中長期的な成長を目指す。
運用については、代表的な新興国債券指数に採用されている主要投資対象通貨の中から、市場の流動性や当該国のファンダメンタルズ等を勘案し候補対象国通貨を決定し、候補対象国通貨のうち、短期金利の水準が上位5ヵ国の通貨へ均等投資した際に得られる、と想定される投資成果(短期金利収入と為替変動)に債券価格が連動することを目指す性質を有するユーロ円債に投資を行う。
また、同ファンドでは、毎月の継続的な収益分配と年2回のボーナス分配を目指す。売買益がある場合には、基準価額の水準ならびに分配対象額等を勘案したうえで、原則として6月および12月の決算時に、分配することを目指す。
新興国高金利通貨ファンド(毎月決算型)の信託期間は平成20年1月31日から平成29 年12 月17 日まで。募集は1月21日(月)より、大熊本証券、前田証券、中国銀行において開始された。信託報酬は日々の信託財産の純資産総額に対して年率0.945%(税込)。