野村アセットマネジメント、債券運用チームを強化


野村アセットマネジメントの英国100%子会社であるNomura Asset Management U.K. Limited(ノムラ・アセット・マネジメント UKリミテッド、 以下「NAM UK」)は、 Julian Marks(ジュリアン・マークス)氏を、 ロンドンを拠点とする債券運用チームのハイブリッド証券※運用のヘッドに起用したと2023年1月24日に発表した。

Marks氏は、大手運用会社ニューバーガー・バーマンに15年間在籍後、NAM UKに移籍した。前職では、コーポレート・ハイブリッド証券戦略のリード・ポートフォリオマネージャーを務めるとともに、投資適格社債戦略でもポートフォリオマネージャーを務めた。Marks氏は、同社の債券運用チームがこれまで積み上げてきた欧州投資適格債券における幅広い対応力を背景に、自身の専門性をもとにコーポレート・ハイブリッド証券運用における新戦略の立ち上げを担う。

NAM UKで債券運用ヘッドを務める前田有司氏は次のように述べている。

Marksのコーポレート・ハイブリッド証券戦略における深い専門知識と実績は、我々が持つ債券運用に関する能力を補完するものであり、チームに加入することを嬉しく思います。Marksの起用により、お客様へ提供する投資パフォーマンスのさらなる向上を期待することができ、新しい債券運用の戦略を展開することもできるようになります。

野村アセットマネジメントは次のように述べている。

当社は今後も、投資パフォーマンスの向上と地域・市場を超えた競争力のある商品・サービスの構築に努め、世界のお客様から選ばれる、日本を代表する運用会社になることを目指します。

※ 債券と株式の要素を複合化(ハイブリッド)し、両方の性質を併せ持つ証券。弁済順位が一般の債券より低い等のリスクがあることから、その分利回りが高い特徴がある。