資産運用とアプリ開発・運営を行うフィンテック企業、 TORANOTEC株式会社は、 東日本電信電話株式会社と、 同社が展開する「光コラボレーションモデル」において光コラボレーション事業者に紹介するサービスメニューにおつりで投資サービス「トラノコ」を加えることを2018年2月1日に合意した。 今後、 トラノテックはNTT東日本と協力しながら、 「トラノコ」をパッケージ提案する光コラボレーション事業者を募る。
「トラノコ」は、 クレジット・カードやデビット・カード、 公共交通機関共通乗車カード等から収集される日々のお買い物データに基づき、 お買い物の「おつり」分を、 毎日コツコツ、 楽しく簡単に投資に振り向けることができるトラノテックの100%子会社であるTORANOTEC投信投資顧問株式会社が提供する資産運用サービス。 毎月5円以上1円刻みという少額からの投資機会を提供し、 無理のない範囲で長期的に資産形成を行うメカニズムを提供することにより、 ご利用者様の日々の生活を長く支えられるサービスとなっている。 (トラノコについて: https://toranoko.com )
また、 NTT東日本では、 現在多種多様な事業者に対し「光アクセスサービス」を卸提供し、 事業者が独自の強みと通信サービスを掛け合わせることにより新たな事業分野の開拓や新規顧客の獲得を可能とすることを目指した「光コラボレーションモデル」を展開している。 その一環として、 NTT東日本は光コラボレーション事業者がさらに付加価値の高いサービスを光アクセスサービスとパッケージで提案できるよう、 他社サービスの紹介も合わせて行なっている「ビジネスマッチング」を提供している。
今般、 NTT東日本とトラノテックは、 NTT東日本のビジネスマッチングに、 「トラノコ」を初めてのフィンテック投資サービスとして追加することに合意した。 このコラボレーションにより、 既存の光コラボレーション事業者は、 自社サービスとともにトラノコをパッケージで提案できるようになり、 それによりトラノコをご利用開始されるユーザーはトラノコの月額利用料に割引価格が適用されるようになる。 また、 光コラボレーション事業者がお客様に提供するポイントを「トラノコ」サービス内で現金化し、 通常のおつり投資に追加して投資できる「ポイントで投資」機能と連携することで、 光コラボレーション事業者が提供するポイントの価値向上が期待できる。
今回の合意につき、 NTT東日本のビジネス開発本部 第四部門 担当部長、 高山不二夫氏は次のようにコメントしている。
魅力あるサービスをマッチングさせることで、 光コラボレーション事業者様の事業の更なる発展を期待しております。 今回のトラノコは生活の基盤となる資産形成を目的として長期利用するサービスであり、 同様にお客様の生活を支え続ける光コラボレーション事業者様の提供サービスとの親和性が非常に高いと考えております。
また、 TORANOTEC株式会社の代表取締役社長、 ジャスティン・バロック氏は次の通り述べている
この度、 新たな価値の創造に向けたNTT東日本のコラボレーションモデルに参画できることを大変嬉しく思います。 トラノコは、 ユーザー様が日々の生活の一環として長期的に資産形成を行うことができるサービスです。 今や人びとの生活になくてはならないインターネットというインフラサービスとの連携は、 当社の『すべての人を投資家に』というビジョンを更に推し進めるものであり、 長くお客様の暮らしに寄り添うサービスを提供するという点で相性が良いコラボレーションだと考えています。 当社は、 投資が誰にとっても身近な存在となるよう、 引き続き様々な業種のパートナーとの連携を積極的に行ってまいります。