野村アセットマネジメント、責任投資原則(PRI)の年次評価(2023年)の結果を公表


野村アセットマネジメント株式会社は、責任投資原則(PRI:Principles for Responsible Investment)による2023年の年次評価において、6項目で最高評価の「5つ星」を獲得したと2024年2月2日に発表した。これは、同社が評価対象となる全10項目の2022年の取組みに対する評価。

PRI年次評価では、PRI事務局が、各署名機関が提出するレポートを基に、責任投資の実施状況等を対象項目ごとに5段階で評価する。10項目中、8項目で大きく中央値を上回り、全体の方針である「ポリシー、ガバナンス、戦略」のほか、自家運用の上場株式3項目と債券2項目で「5つ星」を獲得した。

責任投資原則(PRI)の年次評価

野村アセットマネジメントによると、同社は、責任ある機関投資家として、資産運用ビジネスを通じてお客様の資産形成に貢献することに加え、スチュワードシップ活動を通じて「投資の好循環(インベストメント・チェーン)」を生み出し、投資先企業の社会的価値の創造を後押しすることも重視している。同社は、今回の評価獲得は、時代の要請や変化を先取りした、体系的かつ継続的なESGに対する取組みの長期的な積み重ねが評価された結果であると考えている。

野村アセットマネジメントは、「当社は今後も、責任ある機関投資家としてESG課題の解決に取り組みながら、世界のお客様から選ばれる、日本を代表する運用会社になることを目指していきます」と述べている。