預かり資産・運用者数No.1 ロボアドバイザー(※2)「WealthNavi(ウェルスナビ)」 を提供するウェルスナビ株式会社は、 2018年2月6日、 WealthNaviへの入金がマメタス上のワンステップで完結する機能「マメタス即時振替」をリリースした。入金した運用資金は最短で翌朝までに取引される。2018年2月現在、「マメタス即時振替」は「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」を利用する顧客のみを対象としている。
2017年5月に提供を開始したマメタスは、 日本初のおつりで資産運用アプリ。 日々のクレジットカード決済や電子マネー決済の端数を「おつり」として積み立て、 積み立てた「おつり」をWealthNaviで資産運用に充てる。
「マメタス即時振替」を使えば、 通常は都度必要となる インターネットバンキングへの遷移とログイン認証なしに、 マメタス上のワンステップで運用資金の入金が完了する(※3)。 WealthNavi口座への入金が完了すると、 最短で翌朝までにETF(上場投資信託)の取引を行う。 マメタスは月に一度、 積み立てた「おつり」をまとめてWealthNavi口座に入金するが、 「マメタス即時振替」を使えばいつでも運用資金を追加できる。
ウェルスナビでは次のように述べている。
最大のメリットは、 忙しく働く世代が時間をかけずに運用資金を追加できることです。「マメタス即時振替」の提供により、お客様の資産運用がこれまで以上に身近になると考えています。
今回のアップデートの対象となるのは「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」のユーザー。 即時口座振替API(※4)を活用することで、 住信SBIネット銀行口座からの資金引落しとWealthNavi口座への資金入金を即座に実行する。また、 マメタスから「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」へ入金すれば、 1万円から資産運用が始められるようになった。
ウェルスナビによると、同社はメンバーの過半数がエンジア・デザイナーという「モノづくりができる金融機関」。同社では「今後もサービスの改善や「長期・積立・分散」による資産運用の普及に努め、 働く世代の資産形成をサポートしていきます」とコメントしている。
※1 「ワンステップ入金」とは銀行口座よりマメタスを通じてWealthNavi口座に入金する際、 インターネットバンキングへの遷移やログイン認証といったステップなしに、 マメタスのアプリ上で入金額を選択後、 即時振替ボタンをタップすれば入金が完了することを指す。
※2 出典:日本投資顧問業協会(17年9月末時点)。 比較対象は、 投資一任型のロボアドバイザーを提供する上位4社(ウェルスナビ、 楽天証券、 お金のデザイン、 マネックス・セゾン・バンガード)
※3 初回およびログイン認証の期限切れの際は、 インターネットバンキングへの遷移とログイン認証が必要となる。
※4 「即時口座振替API」は、 資金決済が可能な更新系API。 「マメタス即時振替」における提供が住信SBIネット銀行初の接続事例となる。
■マメタスの主な機能
- クレジットカード(120種類)や電子マネー(nanaco・WAON・楽天Edy)で買い物をした際、 あらかじめ設定した金額から購入金額を差し引いた金額を「おつり」と見立て、 積み立てる。
- おつりを算出するためにあらかじめ設定する金額は、 100円、 500円、 1000円から選択できる。
- 毎月1回、 積み立てた「おつり」を銀行口座から自動的に引き落とし、 資産運用を行う。
- 資産運用は、 ロボアドバイザー「WealthNavi」が行う。