コモンズ投信は、 GSG((The Global Steering Group for Impact Investment、 以下「GSG」))国内諮問委員会賛同パートナーとして登録されたと、2023年2月8日に発表した。
GSGとは、人々や地球によりよい影響を与えるインパクト投資を推進するグローバルなネットワーク組織。2013年に当時の先進国首脳会議(G8)の議長国であった英国・キャメロン首相の呼びかけにより創設された「G8インパクト投資タスクフォース」から2015年8月にGSGと名称変更をした。
GSG国内諮問委員会は、GSGの日本における国内諮問委員会として、調査研究・普及啓発・ネットワーキング活動を通じて、インパクト投資市場やエコシステムの拡大に貢献している。国内の多様なセクターの有識者、実務者、研究者が、委員や賛同メンバーとして活動に参画している。
→GSG国内諮問委員会HP https://impactinvestment.jp/index.html
なお、コモンズ投信取締役会長の渋澤氏がGSGの委員を務めており、賛同委員は、インパクト投資に関連する活動の実績があり、委員または事務局による推薦を得た個人または組織が登録することができる。
コモンズ投信は次のように述べている。
この度、機関投資家向け私募ファンド「コモンズ・インパクトファンド~共創~」を運営する当社が、賛同メンバーとして登録されました。 GSG国内諮問委員会への参画を通して、インパクト投資に関する最新の潮流を把握することができ、運用手法のアップデートが可能になるとともに、ディスカッションを通して当社の考えを発信することにも意義があると考えています。 また、こうした取り組みを通して当社の企業評価のアプローチを増やすことにより、結果として公募ファンドであるコモンズ30ファンド、ザ・2020ビジョンなど各ファンドの運用成績向上にも繋げたいと考えています。
2023年2月1~3日にかけて開催された『Social Impact Day 2023 新しい社会経済の形「インパクト・エコノミー」の社会実装』では、上述のコモンズ・インパクトファンドのアセットオーナーであるかんぽ生命、投資先であるエスプール、企業が取り組む社会課題のKPI(重要業績評価指標)の設定、計測、評価を行うリディラバとともに登壇した。
「上場株ファンドでここまでできる!~“共創”による社会課題解決とインパクト・エコノミー拡大への挑戦~」というテーマでファンドの実践を通じて得られた課題や今後への期待についてディスカッションを行った。