日本FP協会は、小規模事業者を対象に、感染症や昨今増加している自然災害などのリスクから「事業」と自身の「家計」を守るポイントをまとめた「FPが教える!小規模事業者のためのマネープラン」を制作したと2022年2月9日に発表した。
日本FP協会は次のように述べている。
世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の影響で大きな打撃を受けた小規模事業者は少なくありません。感染症以外にも昨今は異常気象、地震といった自然災害も増えており、今後も予断を許さない状況です。個人事業主や小規模企業の経営者がこれらのリスクに直面したとき、事業だけでなく自身の家計にも大きなダメージを負う可能性があります。事業資金を確保しながら自身の生活もしっかり守るためにも、平時からリスクに備える姿勢を持ち、いざというときに対応できるよう早めに備えておきたいものです。
「FPが教える!小規模事業者のためのマネープラン」では、リスクに備えるために必要な長期的なマネープランのつくり方や事業資金を確保するために利用できる公的制度・サービスの紹介、老後資金の確保のために重要な公的年金制度の説明などを掲載している。また、個人事業主と法人経営者のメリット・デメリットを比較した表や個人型確定拠出年金「iDeCo」の制度についても紹介している。
新型コロナウイルス感染症等の影響でお困りの小規模事業者や、これから事業を始めようとしている方の参考としていただければと存じます。 冊子の詳細はプレスリリースをご覧ください
本冊子は販売しておらず、以下のURLよりダウンロードして利用できる。印刷も可能。
https://www.jafp.or.jp/personal_finance/fresh/business_moneyplan/
※本冊子に掲載している支援策等の情報は2021年11月30日時点のもの。
日本FP協会は次のように述べている。
当協会は「人生100年の家計戦略」をキャッチフレーズとして、人生100年時代に寄り添い、家計管理・生活設計のベースとなるキャッシュフロー表の作成などの体験を全国に広めていくことを目指し、多くの方のライフプランの実現を支援してまいります。