マネックス証券は、 静岡銀行と顧客紹介等に関する業務委託契約を締結し、 2023年2月9日(木)よりウェルスマネジメント事業での提携を開始した。
マネックス証券はこの業務委託契約締結の背景について次のように述べている。
マネックス証券は、2020年度から「お客様の資産の増加にコミットする」アセマネモデルという考え方を推進してまいりました。この考え方のもと、PB事業部を発足させ、2021年10月からは対面営業のウェルスマネジメントサービスにも本格参入いたしました。本事業部は、グループとしてのPB事業戦略の立案・推進、対金融法人への双方向的アプローチを主たる業務としております。更に2022年10月にはマネックス証券専属のファイナンシャルアドバイザー(IFA)会社としてマネックスPB株式会社(以下「マネックスPB」)も営業を開始し、ウェルスマネジメントに特化して、専門性の高いサービスを提供しております。
静岡銀行は、かねて静岡銀行のウェブサイトを介してマネックス証券の証券総合取引口座開設の勧誘を行うオンライン金融商品仲介サービスを行ってまいりました。今後はオンラインだけでなく、ウェルスマネジメントのニーズがあるお客様に対して対面でのサービスを提供したいという両社の考えのもと、この度、本提携により、静岡銀行とマネックス証券での顧客紹介を開始することといたしました。
提携の内容
静岡銀行はウェルスマネジメントサービスに興味のある顧客にマネックス証券を紹介する。マネックス証券では紹介を受けた顧客を引き受け、マネックスPBが顧客にウェルスマネジメントサービスを提供する。
マネックスPBの特長
マネックスPBには以下のような特長があります。
- 東証プライム市場に上場しているマネックスグループ株式会社の100%子会社である
- ウェルスマネジメントやプライベートバンク業務に強みを持つファイナンシャルアドバイザー会社である
マネックス証券によると、この2点がそろったファイナンシャルアドバイザー(IFA)会社は日本においてマネックスPBのみ。
マネックス証券は次のように述べている。
マネックス証券が窓口となり、上記特長を有するマネックスPBがお客様本位の資産運用・資産管理を担うことで、静岡銀行のお客様の生涯バランスシートを最良化することを目指します。