インベスコ投信投資顧問は、同社グループのアトランタ運用拠点で運用する「インベスコ リスク・バランス・アロケーション運用戦略」の運用資産残高が、2012年12月末現在で188億米ドル(約1.62兆円)に達したことを2013年2月12日に発表した。
インベスコによると、同運用戦略は、様々な経済環境下において良好なパフォーマンスを提供していることがグローバルに投資家から注目を集め2012年1年間で100億米ドル以上の資金を集め、運用資産残高は急成長している。同運用戦略は、2008年10月より米国において運用が開始されているが、日本においても2012年10月31日より、関東の厚生年金基金から日本における第1号案件を受託し、運用が開始されている。
同運用戦略は、世界主要国の株価指数先物取引、債券先物取引およびコモディティ上場投資証券等を主要投資対象とし、あらゆる経済環境において安定したリターンをご提供することを目指す運用。資産額ではなくリスクをバランスさせる運用手法で、8%のポートフォリオ・ボラティリティでキャッシュプラス6%のリターンを獲得することを目標とする。株価指数先物取引、債券先物取引およびコモディティ上場投資証券等の活用に当たっては、計量的なアプローチに基づき、買い持ち(ロング)戦略のみを用いた「リスク・バランス戦略」により、リスクをコントロールしながら収益の確保を目指す。加えて、各資産の魅力度に応じて戦術的なポジションを取ることにより、追加的な収益を狙う。
同運用戦略の運用資産残高拡大を受け、代表取締役社長兼CEO 佐藤秀樹氏は次のようにコメントしている。
インベスコ リスク・バランス・アロケーション運用戦略の運用資産残高が急速に拡大していることは、様々な経済環境において、良好なパフォーマンスを提供している当運用戦略に対する世界の投資家の注目の高さのあらわれでしょう。このような素晴らしい実績を誇る当運用戦略は、年金基金を取り巻く環境が厳しい環境下において、多くの年金基金が抱える問題の解決策の一つとなると確信しています。今後も年金基金の皆様のソリューションとしてご活用いただけるよう、引き続き当運用戦略のご提案に注力して参ります。
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