auアセットマネジメント、auじぶん銀行を通じた「auのiDeCo」提供を開始


auアセットマネジメントは、運営管理を行う個人型確定拠出年金「auのiDeCo」の受付金融機関を拡大し、2020年2月9日からauじぶん銀行を通じた提供を開始した。

「auのiDeCo」は、 auアセットマネジメントが確定拠出年金運営管理機関を務める個人型確定拠出年金。2018年10月から提供を開始しており、auじぶん銀行での取り扱いは大和証券、 auカブコム証券(auカブコム証券には専用プラン「カブコムのiDeCo」として提供)に続く3社目となる。今後も受付金融機関を順次拡大しながら「auのiDeCo」を多くの顧客に対して展開していく予定。

auじぶん銀行は2008年にモバイルに特化した銀行として開業し、人工知能を活用した「AI外貨予測」や国内初となるネット完結型の住宅ローンなど、先進性の高いサービスの提供に取り組んできた。今回のauじぶん銀行を通じた「auのiDeCo」の提供を始め、auフィナンシャルグループ各社が連携を深めることでサービスの幅が広がり、より充実した金融体験の提供が可能となる。auアセットマネジメントは、「今後も、 ワンストップで提供できる幅広いサービスを通じ、 多くのお客さまへ資産形成の機会の提供を目指してまいります」と述べている。

auのiDeCoについて

「iDeCo」(個人型確定拠出年金)は、 毎月決まった掛金を投資信託や定期預金などで積み立て、60歳以降に年金または一時金で受け取る私的年金制度。 iDeCo最大のメリットは「節税」。 積立期間中の掛金全額が所得控除(注1)、 運用期間中の運用収益(利息・売買益)が非課税になり(注2)、 さらに受取時にも一定額まで非課税と3つのタイミングで税制優遇を受けることができる。そのため、 積立・運用期間が長いほど節税効果も大きくなる。

特長

(1)スマホで年金運用

積立額や年収に応じた節税額のシミュレーションや運用スタイルの選択・見直し時のシミュレーション機能等が充実した「auのiDeCo」。 仕事をリタイヤするまでにいくら積み立てられるかアプリ上にてひと目で分かるため、 運用目標を立てる際の目安になる。職業、年収、年齢と月々の積立額を設定するだけで利用が可能なほか、現在の運用状況はもちろん、運用スタイルを変えるとお金の育ち方がどう変わるかまでチェックができる。年金管理に必要な機能をワンストップに集約し、スマートフォンひとつでライフステージの変化に応じた運用スタイルの調整が可能。

(2)auアセットマネジメントに支払う運営管理手数料0円(無料)(注3)

一般的な「iDeCo」サービスでは、通常毎月「運営管理手数料」が発生するが、「auのiDeCo」はauアセットマネジメントに支払う「運営管理手数料」を永年0円(無料)で提供するため、コストを気にせず安心して利用できる。

(3)シンプルに選べる5つの運用商品・ポイントも貯まる

「auのiDeCo」は運用商品を迷わず決めてもらうため、分かりやすく・シンプルな商品設計とした。好みの運用スタイルに合わせてリターンとリスクの水準を選べる投資信託として、auアセットマネジメントが投資運用業として設定する「auスマート・ベーシック(安定/安定成長)」、「auスマート・プライム(成長/高成長)」の4本、元本確保型商品として三菱UFJ銀行の確定拠出年金専用1年定期預金の5つの運用商品を用意する。投資信託4本は、顧客の運用残高に応じた信託報酬の還元として、au WALLET ポイントをプレゼントする「auの投資信託ポイントプログラム」を提供する。例えば、 「auスマート・プライム(高成長)」を選択し、月間平均保有残高が100万円の場合、年間1,000ポイント(auの通信契約のある顧客)が永続的に付与される(注4)。

 

  •  (注1)「小規模企業共済等掛金控除」の対象となり、 所得税・住民税が軽減される。確定申告、 年末調整での手続きが必要。給与天引きで拠出する場合は手続き不要。所得税・住民税が課税されない人はiDeCoに加入しても掛金の所得控除による税制メリットはない。
  • (注2)確定拠出年金の運用資産は、 特別法人税(年率1.173%)の課税対象となっているが、現在は課税凍結中です。
  • (注3)国民年金基金連合会等や信託銀行等の手数料が別途発生する。また、iDeCoの加入時、加入後においては、 加入・移管時の初期手数料や、 給付・還付等の際に手数料が発生する。
  • (注4)「auの投資信託ポイントプログラム」についての詳細は、 auアセットマネジメントのWebサイト( https://am.au-financial.com/point/ )にて確認できる。