第一勧業アセットマネジメントは、「みずほアジアファンド(ロングオンリー型)」「みずほアジアファンド(マーケットタイミング型)」を3月7日に設定、運用開始する。両ファンドは、日本を除くアジア諸国の株式に投資を行うファンド。
第一勧業アセットマネジメントは、両ファンドの設定に関して次のように述べている。
近年のアジア地域 は、めざましい経済成長によって世界における存在感が高まるなか、今後も主要先進国と比較して概ね高い経済成長が予想されています。また、アジア地域の株式市場はここ数年拡大し、現在、世界の時価総額の約13%を占める市場へと発展しています。このようなアジア地域の急速な経済成長と市場の拡大に収益の源泉を見出し、当ファンドを通じて投資家の皆様にアジア諸国の株式への投資機会を提供いたします。
「みずほアジアファンド(ロングオンリー型)」と「みずほアジアファンド(マーケットタイミング型)」は、それぞれ、異なる運用スタイルを採用している。「みずほアジアファンド(ロングオンリー型)」は、原則として、株式への投資比率を高位に維持し、信託財産の中・長期的な成長を目指す。一方、「みずほアジアファンド(マーケットタイミング型)」は、株式への投資に加え、株価指数先物取引を積極的に利用し、市況見通し等に基づいて、実質株式組入比率を機動的に調整することで、絶対収益の獲得を目指す。投資家は、運用スタイルの異なるこれらの2つのファンドを、資金の運用期間や運用目標にあわせて選ぶことができる。
両ファンドでは、運用の指図に関する権限の一部(円の余資運用以外の運用の指図に関する権限)を、フルトン・ファンド・マネジメント・カンパニー・リミテッド(フルトン)に委託する。フルトンの株式投資プロセスは、世界経済、為替市場見通し等の分析に基づくトップ・ダウン・アプローチと、個別企業の調査・分析に基づくボトム・アップ・アプローチの双方からポートフォリオを構築するものとなっている。
両ファンドの販売会社は、みずほ証券。当初募集期間は2007年2月22日から2007年年3月6日まで。信託期間は2007年3月7日から2017年2月5日まで。申込単位は1,000口以上1,000口単位。申込価額は当初申込み期間については、1口あたり10,000円。信託報酬は信託財産の純資産総額に対して年率1.8375%(税込)。