三菱UFJ投信は、「三菱UFJゴールド・インカム・プラス・ファンド(毎月決算型)」を新規に募集・設定する。同ファンドは、日本の取引所における金価格の値動きを反映する上場信託ならびに金産出国通貨建てのソブリン債等を実質的な主要投資対象とし、金価格の値動きをとらえつつ、利子収益の確保および値上がり益の獲得をめざす。
ここでいう「日本の取引所における金価格の値動きを反映する上場信託」とは、東京証券取引所に上場している「純金上場信託(現物国内保管型)」(愛称:金の果実)のこと。「純金上場信託(現物保管型)」は、三菱商事が信託委託者として拠出した金の現物を、信託受託者である三菱UFJ信託銀行が信託財産として国内に保管した上で、同信託財産を裏付けとして発行された受益証券発行信託の受益権を、2010年7月に東京証券取引所に上場したETF。
また、金産出通貨建てのソブリン債については、金産出国上位の中から、債券市場の規模、通貨・投資に係る規制等を勘案の上、金利水準が高い国を複数選定し、当該国通貨建てのソブリン債に投資する。
マザーファンドを通じた金価格の値動きを反映する上場信託への投資割合は40%、金産出国債券への投資割合は60%を基本とする。原則として、為替ヘッジを行なわない。
「三菱UFJ ゴールド・インカム・プラス・ファンド(毎月決算型)」の申込期間は2011年2月28日から開始される。設定日は2011年3月18日で、信託期間は2020年12月10日まで。販売会社は三菱UFJモルガン・スタンレー証券。
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