野村ホールディングス株式会社の子会 社である野村證券と野村アセットマネジメント は環境省「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の銀賞(環境大臣賞)を受賞したと2021年2月24日に発表した。
「ESGファイ ナンス・アワード・ジャパン」は、ESG金融やグリーンプロジェクトに関して積極的に取り組み、環境・社会に優れたイン パクトを与えた投資家・金融機関等、また環境関連の重要な機会やリスクを企業価値向上に向け経営 戦略に取り込み、企業価値と環境へインパクトを生み出している企業の取組みを評価・表彰し、社会で 共有することを目的として、2019年に環境省が創設したもの。
「ESGファイ ナンス・アワード・ジャパン」では、投資家部門、間接金融部門、資金調達者部門、金融サービス部門、環境サステナ ブル企業部門の5部門で表彰が行われ、今回、野村證券が金融サービス部門(証券部門)、野村アセッ トマネジメントが投資家部門(アセットマネージャー部門)において、それぞれ銀賞(環境大臣賞)を受賞 した。
野村グループは、「社会課題の解決を通じて持続的な成長を実現する」と いう経営ビジョンのもと「Drive Sustainability.」というコンセプトを制定し、野村證券ではグリーンボンドをはじめ、気候変動に関する資金調達や金融ソ リューションへの顧客ニーズに対応し、野村アセットマネジメントではサステナブル投資を推進している。野村グループでは、今回の受賞は、両社がそれぞれの専門性をもって横断的に連携し、 サステナブルファイナンスの発展に向けて、さまざまなアセットクラスでESG市場の拡大に貢献してきた 取組みが高く評価されたものと考えている。
同社は、「野村グループは今後も、持続可能な社会の創造に資する金融サービスの提供を通じて経済成長や 豊かな社会の創造に貢献していきます」と述べている。