ピクテ投信投資顧問株式会社が運用する日本最大の投資信託*1「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」(以下「グロイン」)が、2020年2月28日に設定から満15年を迎えた。
同ファンドは、主に世界の電力、ガス、水道等の高配当利回りの公益株式に投資する毎月分配型ファンドとして、2005年2月28日に設定された。その後、リーマン・ショックやユーロ危機など、世界的に経済が停滞した過酷な14年間を乗り越え、2020年2月28日、設定から満15年を迎えた。
また、同ファンドは、2019年の公募投資信託資金流入額が1位*2になり、純資産残高も設定来3度目の1兆円突破を記録した。
ピクテ投信投資顧問株式会社では、グロイン15周年を記念し、変わらぬ商品コンセプトとその魅力をあらためて伝えるべく、スペシャル・ウェブサイトを新規開設した。同サイトでは、感謝のメッセージをはじめ、15年前の商品開発者であり現社長の萩野氏が語る開発秘話や軌跡、運用実績など、盛りだくさんの内容を動画やインタビュー記事として掲載している。同サイトのコンテンツは順次拡充予定。
▼ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)15周年スペシャル・ウェブサイト▼
https://www.pictet.co.jp/Individual/Generaldetail/gloin/15thAnniversary
【コンテンツ例】
▼グロイン開発者インタビュー▼
15年前に商品開発担当を務めた現社長の萩野琢英氏が語る、グロインにまつわるストーリー。
●前編:日本最大の投資信託はいかにして生まれたのか。誕生の根底にある「インカム株式」とピクテの経験
https://www.pictet.co.jp/Individual/GeneralDetail/gloin/15thAnniversary/interview01
●後編:15年後の今を知る 改めて注目を集めるグロインの真価とは
https://www.pictet.co.jp/Individual/GeneralDetail/gloin/15thAnniversary/interview02
代表取締役社長の萩野氏は、同ファンドの15周年に際し、次のように述べている。
グロインを支えてくださる投資家の皆さまに深く御礼申し上げます。グロインの運用を開始した15年前、世の中では先進国を中心とした債券に投資するファンドが支持を集めており、海外の株式への投資はまだ一般的ではありませんでした。
しかし、生活に身近な公益企業ならイメージが湧きやすいことに加え、高配当利回りの企業に注目することで、リターンの土台を底上げでき、トータル・リターンの動きは相対的に緩やかになるのではと考えました。 弊社は、『長期投資に値する投資信託の運営』として、30年ファンドの育成をアクション・プランの一つとして掲げています。10年、20年単位で同じ顧客に向き合うという視点で考えると、マーケット下落時にこそ運用の真価が問われます。その時自信を持って勧められるのは、流動性があり、相対的にボラティリティが小さく、グローバルに分散投資されたポートフォリオだと考えます。安定した企業業績が期待できる世界の公益企業に分散投資をする当ファンドの投資対象は、まさにそれに合致するものであり、日本の投資家の皆さまに『資産』として長く保有していただけるファンドであると信じています。
ピクテはプライベートバンクとして1805年に誕生し、215年の経験を通じて多くのことを学んできた。この経験から、これからの時代は過度な収益を求めるのではなく、不透明な市場環境の中にあっても中長期的な視点で「資産保全」を図っていくことがますます重要になると考えている。ピクテによると、同ファンドは、まさにそういったピクテの哲学を体現するファンドのひとつであり、これからも日本の投資家にグローバル分散投資の機会を提供していく。
- 設定来の分配金累計:12,060円(直近30円*3)
- 直近の基準価額:3,228円*4
- 現在の販売会社数:104社(銀行58行、証券会社46社)
- 直近*5の純資産残高:1,142,599,922,611円(約1兆1425億円)
*1 日本最大:国内の公募追加型株式投資信託(株式型)を対象、DC、SMA、ETF除く、2020年2月27日現在(出所:モーニングスター)
*2 出所:Morningstar Direct TMのデータを使用しピクテ投信投資顧問調べ、追加型株式投資信託(ETF除く)、DC専用、SMA専用、ラップ専用ファンドは除く
*3 2020年2月10日現在、1万口あたり、税引前
*4 2020年2月27日現在、信託報酬控除後。販売手数料等は考慮していない。
*5 2020年2月27日現在