コモンズ投信は、 2023年3月16日(木)に投資先企業である株式会社エスプールを招き、 受益者・コモンズ投信・投資先企業の三者による価値の共創の場である対話イベントを開催する。
コモンズ投信は、運用の理念として「長期・厳選・対話による価値の共創」を掲げ、投資先企業との対話を重視してきた。投資先に対して一方的に「モノを言う」のではなく、友好的かつ双方的な対話を行うことで、企業とファンド、双方が持続的価値を創造できると考えている。そして、この対話の場に生活者であり最終消費者でもある受益者を加え、受益者・コモンズ投信・投資先企業の三者による価値の共創の場「コモンズ30塾」や「対話セミナー」を継続して開催している。
今回は、「ザ・2020ビジョン」「コモンズ・インパクトファンド~共創~」、2つのファンドの投資先企業である株式会社エスプール招き、対話セミナーを開催する。 エスプールは、「アウトソーシングの力で企業変革を支援し、事業活動を通じて社会課題を解決する」をミッションに、ソーシャルビジネスを展開する企業。 具体的には、農園を活用した障がい者雇用支援サービスや環境経営支援サービス、広域行政BPOサービスを提供している。 そして今、特に大きく成長しているのが障がい者雇用支援サービス事業で、企業の雇用が難しい知的障がい者や精神障がい者の方などを中心とした障がい者の雇用創出を目的に、企業向け貸し農園「わーくはぴねす農園」を運営している。 それを複数の企業が賃貸し、企業に雇用された障がい者が働く仕組み。 現在、農園を利用する企業は約520社まで増えていて、農園数は全国に38カ所、3,200名を超える障がい者の就労が実現しており、その定着率は92%にまで達している。
■わーくはぴねす農園を知るムービー「JOBに、JOYを。」(3分19秒)
https://youtu.be/vrByJMili70
一方、このビジネスモデルに対し、一部メディアなどで障がい者雇用の「代行ビジネス」として批判的に報じられ株価が急落する事態になるなど、賛否両論が出ている。 コモンズ投信は、こういった賛否に対し、同社の事業の社会的価値を高く評価している。
担当アナリスト原嶋氏は次のように話している。
障がい者雇用と一口に言っても、身体障がい者と知的・精神障がい者ではその状況が全く異なります。 身体障がい者に比べて著しく就労の機会が少ない知的・精神障がい者の方たちに対して、活き活きと働ける場を提供しているのがエスプールです。 農園で働く障がい者の方々の話を聞き、笑顔を見たときに、この事業の社会的意義の大きさを改めて感じました。 農園という雇用の場が必ずしもすべての知的・精神障がい者の方々に適合するわけではなく、その意味ではこのやり方が全ての人にとっての最適解というわけではないでしょうが、自身にあった就労の場を見つけられずにいた障がい者の方々がやりがいを持って働き、経済的に自立できるようになっていることは事実です。 社会をより良い方向へ動かし、間違いなくポジティブなインパクトをもたらしている事業であると確信しています。
コモンズ投信は次のように述べている。
「アウトソーシングの力で企業変革を支援し、事業活動を通じて社会課題を解決する」エスプールの事業について深くお話を伺うとともに、企業とファンドが共に価値創造を目指す共創の場にぜひご参加ください。
【開催概要】
開催日時:2023年3月16日(木) 19:30~21:00
詳細・申込:https://mf.commons30.jp/contents.php?c=info&id=ihb47qt5ij2a&item
形式:会場&オンライン配信
会場:エスプール本社(東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル6階)
定員:会場20名/オンライン制限なし