みずほ投信投資顧問は、「日本割安株セレクト(限定追加型)」を3月31日に新規設定、運用開始する。同ファンドは、日本の上場株式の中から、信用リスク、流動性等を勘案のうえ、PBR(株価純資産倍率)を重視し、企業価値に対し割安と判断される銘柄に投資を行い、基準価額が13,000 円以上となった場合、繰上償還するファンド。
「日本割安株セレクト(限定追加型)」の設定を前に、みずほ投信投資顧問では次のように述べている。
世界の金融市場は、サブプライムローン問題に端を発した景気悪化により、株価は昨年1年間で大幅に下落しました。日本の株式市場においても、TOPIX が本年3月6日にバブル崩壊後の最安値を更新するなど、世界経済の悪化を受けて下振れ圧力が強まっております。しかし、現在の国内の投資環境を株価指標から見てみると、企業の株価水準は割安な状態にあると考えられます。そして、過去の株式相場の反転局面における検証では、低PBR を重視した銘柄の選択は、TOPIX を上回る概ね良好なパフォーマンスを残しています。当ファンドは、上場株式の中から、信用リスク、流動性等を勘案し、低PBR を重視して割安銘柄を選別し、個別企業の投資価値の分析を行ったうえで、約50 銘柄からなるポートフォリオを構築します。決算は年1回で、基準価額が13,000 円以上となった場合、組入株式を売却し、公社債などによる安定運用に切り替えた後、速やかに繰上償還します。
「日本割安株セレクト(限定追加型)」の販売会社はみずほインベスターズ証券。信託期間は約5年(2009年3月31日から2014年3月25日まで)。申込期間は当初申込み期間が2009年3月9日から2009年3月30日まで、継続申込み期間は2009年3月31日から2009年5月29日まで。申込み単位は1口以上1口単位。信託報酬は日々の純資産総額に対して年率0.9975%(税抜0.95%)。